暇なオタク

ドラマとか推しのこととか

花のち晴れがもうすぐ最終回。(9話・10話編)

 

前回に引き続き、花のち晴れについて言いたいことを言っていきたいと思う。

今回は9話・10話編

 

ちなみに前回はこちら

osonenoyoru.hatenadiary.jp

 

まず9話からだけど、この回に関しては私は一部の「ん?」って部分以外は大変満足している。その理由は追々見ていこうと思う。

 

とりあえず9話まとめ

1.音が顔にスプレーをかけられ襲われる

2.ハルト父がめぐりんとの交際をハルトに確認。父に認められつつある感にハルト喜ぶ

3.ハルト、めぐりんの職場に押し掛ける&写真を職場の人(カメラマン)に撮ってもらい、業界人も公認の仲へ

4.音、天馬くんの側近、近衛が自分を襲った黒幕と知る。(近衛はなぜか強気)

5.天馬くんの前で近衛が犯人と告げ口するも信じてもらえない音(そしてやっと食べれると思った音の野菜炒めを落とす天馬くん)

6.音、ハルト・めぐりんペアのデートに遭遇。明らかに大丈夫じゃない顔をして強がる音を見て、めぐりんを放置し追いかけるハルト。

7.ハルトと音が一緒にいるところに、運悪く天馬・近衛ペアに遭遇

8.ハルトが音のために天馬くんに喝を入れる

9.ハルト、バックハグで音を包み込み、天馬くんに「江戸川を諦めない」宣言

10.ハルト父が見かねて、武道対決を提案する。

 

長い。てか内容が詰まってる。7話の薄っぺらさとは大違いだ。

 

この話で言いたいのは

・ハルト、父やめぐりんの周りの人に交際をアピールした割に簡単にめぐりんを裏切る、交際に対する認識の甘さ。

・音はハルトとめぐりんを本当に応援しているのかという行動

の2点である。

 

ほんとハルトそんな甘い認識で簡単に付き合うとか言ったらあかん。仮にも相手はホテルチェーンの娘さんや。

めぐりんと付き合うと決めたなら音のことは追いかけるなど言語道断であるが、ハルト・音推しの私としては「ハルト。もう無理な交際はさっさとやめな」という想いである。

 

そんなことより問題は音である。

ハルトとめぐりんを本当に応援しているのか。

2人のデート場面に遭遇したのなら、全く気付いていないふりをするなり、ものすごい笑顔で立ち去ってほしいものである。あの表情ではめぐりんも「ハルトくん行って!!」というしかない。

 

まぁそんなツッコミどころをすべて忘れさせてくれる名シーンがこの回は生まれた。そう。あのシーンである。

 

ハルトの

「そんなの一択だろ!好きな女の言うことを信じなくてどうする!」

である。

 

長かったぁぁぁぁぁぁあああああ!!

正直私はこのセリフは8話で聞けるかと思っていたので「遂に、遂に来たか!!」という想いでいっぱいだった。そして実写ハルトによるこのセリフは想像以上に破壊力がすごかった。TwitterのTLもみんなこのシーンの感想で埋まってた。

 

そしてこの後もハルトはすごかった。

音に突然あすなろ抱き*1からの駆け付けた天馬くんに「こいつ(音)を一番に考えろよ!!」と強く言う男らしさ。あなためぐりんの彼氏だよね???ということを考えなければ最高にアツいシーンである。

 

このシーンのおかげでハルト推しの私は9話を幸福に包まれ見終わることができた。たとえ、益荒男祭*2がよくわからない、ただの3種競技になっても、ハルトの力強い目線を思えばなんたってことはない。

 

 

さぁこんな気持ちで終わった9話。10話は「音がハルトへの気持ちに気付き、天馬と別れる。そしてハルトと天馬は男と男のプライドをかけ戦いを始めるのだった…」みたいなすばらしいものを当然予想していた。

 

なのに!!ふたを開けてみれば!!

ハルトへの想いを封印し、天馬くんでいっぱいにしたいという音! 

 

西門様に怒鳴る音!!

 

ハルトが天馬くんに負けたのをみて笑顔で拍手する音!!!

 

いやマジでなんなんだ音。みんな大好き紺野さんのところに行って「神楽木が好きみたい」という音。やっと認めた!!当然その続きは「どうしたらいいですか私」とか言って、紺野さんが「ちゃんと爽や彼氏に言ってきな」っていう展開ですよね!?!?と思っていたのに放たれた言葉はまさかの

「こんな気持ち持ってちゃいけない。だからきちんと蓋をして天馬くんと向き合いたいんです」

 

……え???いやお前何言ってるの???8話の冒頭で天馬くんに「自分らしく生きることから逃げたくない」って言ってたよね???自分らしく生きるところと、生きないところの都合よすぎだろ…

 

そんな音にあの優しい紺野さんも「腹立つ」と激おこである。

おとっちは結局自分が気付くのが怖いだけじゃん。周りのことばっか気にして自分の気持ち後回しで結局どっちつかずで、そういうのが一番人を傷つけてるってわかんない?

そのとおりである。紺野さんに思わず拍手しそうになった。ガラガラの夜行バスで思わず拍手しそうになった。

 

正直、音の「もやもやしたものはどうせなくなる」というのはもう聞き飽きてるのである。よく考えてほしい。何回聞いただろうか。もうそろそろ違う言葉が聞きたいのだ。

 

音の言動の矛盾。中途半端な行動。そして繰り返される展開

これが花晴れ後半にかけての失速、イライラの原因ではないだろか。

 

そのあとも天下のF4西門さんにまで怒鳴る始末。どれだけ視聴者をイライラさせれば気が済むのか。もうここまでくると音は本当に主人公だったのか疑いたくなる。

 

また天馬くんとハルトが自分を賭けて戦っていると知っていっていても、天馬くんが勝ったのをみて何も知らないかのように微笑み拍手するのだ。彼女は感情を失ったのかもしれないとさえ思った。

 

正直西門さんが出ていなかったら、私はハルトの弓道姿だけをスクショして他のシーンは飛ばしていたであろう。

 

そんなこんなで次は最終回。本当に終わるのか。もしかしたら音はどっちともくっつかないエンドではという最悪の結末を予想してしまうほどに今私の心は疑心暗鬼に陥っている。

みんなの幸せな姿が見たいものだ…

 

 

*1:あすなろ白書ってキムタクと西島秀俊さんが出てたドラマでバックハグをしたことから、バックハグはあすなろ抱きって呼ばれています(確か)

*2:原作では武道3種競技を争うのは「益荒男祭」と呼ばれる伝統的な祭り内で行われます